航空会社のラウンジとクレジットカード会社のラウンジの比較

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筆者は年に数回日本とアメリカを往復する生活を送っている関係で、ANAのスーパーフライヤーズカード(通称SFC)を持っています。それとは別に普通のクレジットカードのゴールドカードも保有しています。

SFCのカードを持っていながら、特にマイラーやANAの信者でもないため、普段は航空券の値段により使う航空会社を決めています。先日はJALを利用しました(笑)。

何が言いたいのかと言うと、筆者はANAのようなスターアライアンス系列の航空会社を使うときは航空会社のラウンジ、そしてそれ以外のときはクレジットカード会社のラウンジを利用しているので、ラウンジの設備やサービスなどの違いを比較しやすい状況なのです。

そこで今回は航空会社のラウンジとカード会社のラウンジの比較をしてみたいと思います。

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そもそもラウンジには3種類ある

一口に空港のラウンジと言っても、3種類のラウンジがあり客層やサービス、設備にも差があります。
3つの内2つは航空会社が自社で優良顧客のために用意しているもの、残りの1つがクレジットカード会社が合同でゴールドカード以上のカード保持者に提供しているラウンジです。

例えば成田空港の国際線の場合、航空会社のラウンジはセキュリティエリア内にあるため、搭乗時刻ギリギリまでゆっくりできますが。

一方でカード会社のラウンジはセキュリティエリアの手前にあるため、混雑状況を見ながら早めに出る必要がありますし、万が一飛行機に遅れが生じてもラウンジに戻ることはできません。

憧れのファーストクラスラウンジ

航空会社が提供しているラウンジの中で最高峰なのがこのファーストクラスラウンジです。

基本的にはファーストクラス搭乗者とその同行者、マイレージクラブの最上級ステータスを持っている人しか利用できないので、利用できる人はごく少数です。

ほぼVIPエリアといって過言ではありません。

専属シェフや寿司職人による本格的な食事の提供飲み放題の高価な各種アルコール類、ゆったり利用できる仮眠室やシャワールーム等、およそ想像も付かないような豪華なサービスが提供されます。
ラウンジ比較ファーストクラス

航空会社ラウンジ

ファーストクラス利用者以外の優良顧客(ビジネスクラス利用者、プレミアムエコノミー利用者、マイレージクラブ上級会員)が利用できる航空会社提供のラウンジです。

ファーストクラスラウンジには劣りますが、軽食や一通りのアルコール類は揃っています。最新のところでは、シャワールームや仮眠室があるところも増えていますので、設備面ではファーストクラスラウンジにそこまで劣りませんマイレージクラブ上級会員のエコノミークラス利用者(筆者のことです)でも利用できるため、利用のハードルは大きく下がっています。
これにより時間帯によっては混雑している場合もあります。

しかし日本国内と違い、アメリカ国内の空港の場合、国際線の利用でも通常の航空会社ラウンジは軽食(サラダ類)のみの提供のところも多く、アルコール類は有料のところも珍しくないです。飛行機を日常的に使うアメリカではマイレージクラブ上級会員の数も日本とは比べ物にならないほど多いので、航空会社提供のラウンジでも特別感はそんなにありません。
ラウンジ比較ビジネス

クレジットカード会社ラウンジ

クレジットカード会社が合同でゴールドカード以上のカード保持者に提供しているラウンジです。
食事はなく、飲み物はソフトドリンクが飲み放題、アルコールは有料もしくは最初の1杯のみ無料のところが多いです。(セントレアのみアルコールも飲み放題です)

そんなに広くなく、何十社ものカード会社で1つのラウンジを共有していることも多いので、時間帯によっては非常に混雑している場合もあります。利用の敷居が低いので、大学生らしき人が利用しているのも多く見かけます。またほとんどの席にコンセントが備え付けられているため、スマホやパソコンの充電のために立ち寄る人も見かけます。設備は基本的にはソファーが並んでいるようなイメージです。

ゴールドカードさえ持っていれば利用可能なところも多いので、まずはここの利用を目指されるのがいいと思います。羽田空港の国際ターミナルの場合はセキュリティエリア内にありますが、成田空港等はセキュリティエリアの手前にあるので、利用する際は時間に余裕を持つ必要があります。
ラウンジ比較クレジットカード

オススメは

よく陸マイラーと言って飛行機にはあまり乗らずに大量のマイルを貯め、航空会社のラウンジの使用権を手に入れる人たちがいますが、実際のところこれはかなり大変です。日常生活での支払いを全てマイルが貯まる方法にするなどの工夫が必要です。

しかし一度でも利用権利を獲得達成したら、ANAの場合はその権利を永久に更新できます数年程度頑張るだけで一生分の権利を手に入れることができるので、興味のある方は是非挑戦してみてください。

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