こんにちは、ヒロタビです。
地球史上最強と言われる、台風19号が関東地方に近づいています。
10/12土曜日から日曜日にかけて関東に最接近するとの予報です。
そうなんです。
また土日です。
なんだか台風が来るのは土日や週末ばかりな気がしませんか。
もし台風が平日にくれば会社も学校休めてラッキー的なことを考えている人も多いと思います。
そこで今回はなぜ、台風は週末に来るのかを調べてみました。
データ上では、約20%の台風が土曜日に接近
過去のデータを調べたところ、データ上では約20%の台風が土曜日に接近しているそうです。
おおよそ5つに1つという計算なので、実は特別多いわけではありません。
しかし、これに日曜日を足すと、接近する台風の約3つに1つは少なくとも週末のどちらかには被るわけです。
多いとは言えませんが、決して少ないとも言い切れない微妙なラインです。
台風が週末に多いと感じるのには理由がある
ではなぜ決して割合的には多いとは言えないのにも関わらず、今回の台風も含め毎回週末に来るように感じるのか。実はバーナム効果という心理学の現象が深く関わっています。
バナーム効果の代表的な例は血液型占いです。A型の人はマメだ、0型の人は大雑把だと言われると、うんうんと縦に首を振りたくなると思います。
しかし実は、血液型と性格には何の科学的な関連性はなく、マメな人や大雑把な人は、特別A型や0型の血液型に多い訳ではなく、他の血液型の人達にも当てはまる一般的な特徴なのです。
このように、
一般的な特徴なのに、あたかも特定の人だけに当てはまるように感じることを バナーム効果と呼びます。
台風による停電も日常茶飯事になっています。災害大国である以上、非常用バッテリーは一家に一台必要です。
土日に台風が多いように感じるのはバナーム効果のせい
台風は他の曜日にも来ることもあるのに、あたかも土日、週末に多いように感じるのはバナーム効果の典型的な例に当てはまります。
なぜなら、週末に台風が来ることにより、遊びや旅行などの娯楽の予定がなくなり、せっかくの休日を家で過ごさなければならなくなります。
そして土日じっと台風に耐えたのち、月曜日には会社や学校に通常通り行かなくてはいけません。
逆にいうと、
台風の最大の副作用(唯一のメリットとも言えます)である、会社や学校に行かなくてよくなるという特質が完全に消え失せるので、私たちの期待の裏切られ感は半端ではありません。
これにより、台風が週末に来るという状況に対しての私達への負のイメージが強調され、バナーム効果を引き起こすのです。
スマホの充電が命を守る
今の時代、もっとも必要なものはスマホの充電です。スマホさえ使えれば、たとえ孤立指定ても助けを呼ぶことができます。一家一台ポータブル電源は確保しておきましょう。
防災製品として話題沸騰中のポータブル電源「エナーボックス」結論
おおよそ接近する台風の3つに1つは少なくとも週末のどちらかには被るわけですので、決して週末の台風が多いとは言えませんし、少なくとも毎回ではありません。
これは心理学的な問題なので、信じるか信じないかは血液型占いと同じであなた次第です。
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