こんにちは、
よく、英語の多読って意味あるの?
とか
もし意味があるなら、どんなものを読めばいいの?
多読の仕方は?
という質問を受けるので、
今回は英語の多読についてご紹介します。
多読は効果あり
結論から言うと、多読は効果的な学習方法です。
英語をマスターする上で大事なことは、「脳が英語に慣れること」です。
英語は言語なので、頭で理解することに加え、「脳が慣れる」いわゆる「体で覚える」ことが
必要になります。
頭では理解していても、
脳が慣れていなければ、とっさの受け答えや英文を英語のままで理解することはできません。
楽器や自転車も、頭では弾き方や乗り方をわかっていても、練習しなければ決してできるようにはなりません。
英語もそれと同じです。
多読を通じて脳に英語を慣れさせることで、初めて英会話のスムーズな受け答えや、英文の瞬時理解ができるようになります。
多読は、はじめのうちは辛いですが、必ず効果がでる学習方法に間違いありません。
多読のメリット
多読のメリットは、脳が英語に慣れる以外にもあります。
それは、
・リスニング力の向上にも繋がる
・自然な英語表現が身に付く
・圧倒的に英語のリーディングが得意になる
の3つです。
〜リスニング力の向上にも繋がる〜
多読をすることで、英文を読むスピードが徐々に上がり、最後は日本語と遜色ないスピードで読むことができるようになります。
これにより、自分が読めるスピードと同じ程度の速さの英語なら聞きとることができるようになります。
ネイティブが話すスピードはとても速いですが、自分の脳が高速で英語を処理することに慣れるので、
自然にリスニング力も向上するのです。
〜自然な英語表現が身に付く〜
多読を継続することで、英文を単語と単語の組み合わせではなく、よくでてくる表現をそのまま覚えてしまうことがよくあります。
前後の流れや文脈によって英語の表現は決まるので、多読によりこの流れならあの言い回しというように、英文の流れと表現をそのまま覚えて自分のものすることができます。
〜圧倒的に英語のリーディングが得意になる〜
多読の最大のメリットが、圧倒的なリーディング力の向上です。
読むスピードはもちろん、英文を瞬時に理解するが身につきます。
日本語のように斜め読みでも英文の大まかな内容を理解できるようになります。
多読を習慣化してしまえば長文読解問題は全く怖く無くなります。
何を読めばいいの?
実際多読を始めようとしても、何を読めばいいのかわからない人も多いと思います。
自分に合わないものを無理して毎日読み続けることは苦痛にしかなりません。
毎日楽しみながら読むことがとても大切です。
筆者のオススメは英語のニュースサイトです。
毎日違った新しい情報に英語で触れることができますし、
難易度別にサイトも別れているので、自分のレベルにあった英語に触れることができます。
英語学習に使えるニュースサイトの一覧はこちら
多読の方法は?
多読は習慣化が重要ですが、毎日時間も英文を読む必要はありません。
大事なことは、1日10分でもいいので毎日継続することです。
毎朝布団の中でスマホで英語のニュースサイトを読むだけでも十分です。
そして、
読んでいる最中にわからない単語が出てきても、意味を調べる必要は基本的にありません。
単語の意味を調べるのは、その単語が文中に何度も出てきた場合と、以前にも何回か見たことはあるけど意味がわからない単語だけで十分です。
それ以外の場合では、知らない単語が出てきても単語の意味を推測しながら読んでください。
知らない単語があっても、止まらないで意味を推測しながら読む力はリーディング力を伸ばす上では必要不可欠です。
あまりに知らない単語ばかりの場合は、読む素材を変えればいいだけの話です。
まとめ
英語の多読で一番重要なことは、とにかく続けることです。
1日や1週間続けただけでは効果はありません。
最低1ヵ月は毎日継続すること、
そして
自分が楽しみながら継続できる素材を探してみること
が大切です。
多読は決して修行でも何でもなく、あくまでも楽しみながら行うものです。
英語版の漫画を読むのも全然ありです。
決して無理することなく、楽しみながら続けてください。
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